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私も追いかけている『魔王様、リトライ!』ですが、結論から言うと漫画版は打ち切りではなく、改題後の『魔王様、リトライ!R』として連載が続いています。
それでも「魔王様リトライ漫画打ち切り」と検索されるのは、無印のコミックスが全5巻で区切られ、続きが別タイトルの新刊として並んでいるためです。
この記事では一ファンの目線で、漫画・小説・アニメの状況を切り分けて整理しました。公式情報をもとに解説します。
| 作品名 | 魔王様、リトライ!/魔王様、リトライ!R(漫画版) |
|---|---|
| 作者 | 原作:神埼黒音/作画:身ノ丈あまる |
| 連載誌 | WEBコミックアクション → がうがうモンスター(双葉社)へ移り『R』に改題 |
| 連載期間 | 2017年10月20日〜連載中(2026年7月時点) |
| 巻数 | 無印 全5巻/『R』既刊11巻(2025年11月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
魔王様リトライ漫画打ち切り理由とは?連載中なのにそう言われる6つの原因
2026年7月時点でも漫画の連載は続いているのに、なぜ「魔王様リトライ漫画打ち切り」と検索されるのでしょうか。
調べてみると、作品が打ち切られたからではなく「打ち切りに見えてしまう出来事」がいくつも重なっていたことが分かりました。
ここでは誤解が生まれた原因を6つに分けて、順に整理していきます。
理由1:無印のコミックスが全5巻で終わっているから
最も大きな原因は、無印『魔王様、リトライ!』の単行本が全5巻で止まっていることです。
第5巻はモンスターコミックスから2019年12月28日に発売され、これが無印としての最終巻になりました(電子は同年12月27日配信開始)。
書店や電子ストアの棚では、この5巻の先に「6巻」が並ばないため、そこで終わった作品のように見えてしまうのです。
長く追ってきた読者ほど、いつも買っていた巻数の続きが出てこないと「切られたのでは」と感じやすいものです。
ただ実際には、物語は5巻で終わっていません。続きは『魔王様、リトライ!R』という別タイトルの新刊として刊行されています。
つまり全5巻という数字は打ち切りの跡ではなく、シリーズが名前を変える直前の区切りにあたります。
理由2:掲載誌が『がうがうモンスター』へ移ったから
2つ目は、掲載の場が変わったことです。無印の連載は2017年10月20日に『WEBコミックアクション』でスタートしました。
その後、掲載の場は双葉社のWebマンガサイト『がうがうモンスター』へ移り、それに合わせてタイトルが『R』へ変更されています。
掲載誌が変わること自体は打ち切りではなく、連載の場が移っただけです。
とはいえ、元の掲載誌を追っていた読者には「あの雑誌から消えた=終わった」と映りやすい変化でした。
移籍にタイトル変更が重なったことで、「打ち切って別作品を始めた」と読まれてしまったわけです。
作画は身ノ丈あまる氏のまま変わっておらず、別の描き手に引き継がれた作品でもありません。
ここを取り違えると、続きが出ているのに探せないという、もったいない誤解が生まれてしまいます。
理由3:なろうのWeb版が更新停止しているから
3つ目は、原作のWeb版が長く止まっていることです。原作は「小説家になろう」で2016年10月10日に連載が始まりました。
そのWeb版の本編は第82話「騒乱への序曲」を最後に、2019年6月26日から更新が止まっています(2026年7月閲覧時点)。
作品ページのあらすじには作者自身が「WEB版完結済み」と記している一方、掲載状態そのものは「連載中」の表記のままです(2026年7月閲覧時点)。
いずれにしても本編の更新は7年以上動いておらず、Web版だけを見ていた読者が終了を疑うのは無理のない状況でした。
さらに現在の目次は五章と「旧章」までで六章以降は掲載されておらず、読み返そうとした人が「消えた」と受け取る一因になりました(2026年7月閲覧時点)。
原作の入り口だったWeb版が止まれば、シリーズ全体が止まったように見えるのは自然な受け取り方です。
ただし、これはあくまで無料公開版の運用の話です。漫画版や書籍版の刊行が止まったことを意味するものではありません。
理由4:小説『完全版』の新刊が止まっているから
4つ目は、小説側の刊行ペースです。書籍版はまず双葉社のモンスター文庫から全3巻が刊行され、その後に絶版となりました。
現行のMノベルス『魔王様、リトライ!【完全版】』は既刊10巻で、第10巻は2024年9月30日に発売されています。
その後、第11巻の発売日は公表されておらず、およそ1年10か月にわたり新刊が出ていない状態です(2026年7月時点)。
公式に完結や終了が告げられたわけではありませんが、刊行が止まって見えることは正直に押さえておきたい点です。
小説の新刊を待っている読者にとって、この空白期間が不安の種になっているのは間違いありません。
そして、この小説側の停滞が「シリーズごと打ち切られた」という印象に流用されているとみられます。
理由5:アニメ第2期のタイトルも『R』だから
5つ目がややこしいところで、アニメの側にも『R』が存在します。
アニメ第1期『魔王様、リトライ!』は2019年7月4日から9月19日まで、全12話が放送されました。
そして第2期『魔王様、リトライ!R』は2024年10月5日から12月21日まで、同じく全12話が放送されています。
アニメの『R』は第2期を指す言葉で、漫画の『R』=改題後の本編とは別のレイヤーの話です。
この2つが同じ「R」という記号を共有しているため、「1期が打ち切られて作り直された」という誤解が生まれました。
実際には1期・2期とも各全12話を最後まで放送しており、途中で話数が削られた事実はありません。
アニメの検索結果と漫画の検索結果が混ざると、話が一気に見えにくくなる典型例だと言えます。
理由6:キャラクター原案が交代して絵柄が変わったから
6つ目は見た目の変化です。無印のキャラクター原案は緒方剛志氏、『R』のキャラクター原案は飯野まこと氏が担当しています。
原案が替わると人物の印象は変わります。その変化が「別物に作り直された=前の連載は打ち切られた」と受け取られやすくなったのです。
ただし漫画を描いている作画担当は身ノ丈あまる氏のままで、描き手が交代したわけではありません。
小説側もモンスター文庫版は緒方剛志氏、Mノベルス版は飯野まこと氏が挿絵を担当しています。
つまり絵柄の違いは版の違いに対応しているだけで、連載が打ち切られた証拠にはならないということです。
では「打ち切りではない」と言える根拠は?
ここまでの誤解を踏まえ、判定を「連載中」とした客観的な根拠を整理します。
第一に、Web連載が今も動いていることです。『がうがうモンスター』の作品ページでは、2026年7月に最新話が更新されていました(2026年7月閲覧時点)。
掲載話数は分割掲載を含めて161話に達しており、細々と残っているどころか着実に積み上がっています(2026年7月閲覧時点)。
第二に、単行本が出続けている点です。『R』の最新刊は第11巻で、2025年11月14日に発売されました。
打ち切られた作品に、改題後10巻を超える新刊と161話に及ぶ継続的な更新が用意されることはまずありません。
この2つは、いずれも日付で確認できる事実です。噂ではなく刊行と更新の実績で判断できる点が大きいと言えます。
なお一部の発売日通知サイトには次巻の予想日が載っていますが、これは出版社の発表ではないため発売日としては扱えません。
魔王様リトライの改題・打ち切り説に対する賛否の声
改題や絵柄の変化について、読者の受け止め方は分かれています。私が各レビューや感想を調べたところ、否定と肯定の両方が見られました。
否定寄りでは、「無印から『R』へ切り替わる案内が分かりにくい」「どこから読めばいいのか迷った」という戸惑いが目立ちました。
キャラクター原案の交代による絵柄の変化に触れ、「前の雰囲気のほうが好きだった」と述べる感想も複数見られます。
また、小説の新刊が長く出ていないことを心配する声もあり、続きを待つ気持ちの強さがうかがえました。
「タイトルが変わったせいで追いかけそこねた」という声も複数あり、改題そのものへの戸惑いは根強いようです。
一方で肯定的な評価も多く、電子書籍ストア「コミックシーモア」の漫画版『魔王様、リトライ!R』のページでは、レビュー評価が5点満点中4.1点(72件のレビュー、2026年7月閲覧時点)となっています。
感想では「勘違いのテンポが心地よい」「改題後のほうが読みやすい」といった、続きを歓迎する声が見られました。
賛否が割れること自体、それだけ続きを気にしている読者が多い証拠とも言えます。
私自身も、同じ作画で続きを読み続けられること自体をありがたく感じている一人です。
魔王様リトライ漫画打ち切り理由の真相|漫画・小説・アニメの現在まとめ
ここからは、漫画・小説・アニメの3つの媒体が今どうなっているのかを、切り分けて整理します。
特に『R』という記号がどこを指しているのかを押さえると、噂の正体がすっきり見えてきます。
漫画の『R』・アニメの『R』・小説の【完全版】は何が違う?
まず整理しておきたいのが、『R』という言葉が2つの意味で使われている点です。
漫画の『R』は改題後の本編を指します。掲載の場が移ったことに合わせてタイトルが変わっただけで、物語は無印の続きです。
アニメの『R』は第2期を指します。こちらは映像作品としてのシーズン名で、漫画の改題とは別の話です。
そして小説には『R』というタイトルは存在せず、現行はMノベルスの『魔王様、リトライ!【完全版】』です(2026年7月時点)。
この3つを混ぜて読むと「打ち切って作り直した」という筋書きに見えてしまいます。分けて見るのが理解の近道です。
検索するときも「漫画のR」「アニメのR」を意識して言葉を足すと、必要な情報にたどり着きやすくなります。
漫画の最新刊は何巻まで?12巻の発売日は
漫画版の刊行状況を確認します。無印『魔王様、リトライ!』はモンスターコミックスから全5巻が刊行されました。
改題後の『魔王様、リトライ!R』は既刊11巻で、第11巻は2025年11月14日に発売されています。
無印5巻と『R』11巻を合わせると、シリーズとしては16冊が刊行されている計算になります。
これから読み始める人は、無印5巻を読んでからそのまま『R』へ進む形になります。巻数がリセットされる点だけ注意が必要です。
気になる第12巻ですが、2026年7月時点で出版社からの発売日発表は確認できていません。
発売日通知サイトに並ぶ日付は予想値であり、公式の告知とは別物です。最新情報は各電子書籍ストアの公式ページでご確認ください。
小説(原作)はどこまで出ている?なろう版との違い
小説側は、版が2つあることを押さえておく必要があります。
最初に刊行されたのは双葉社モンスター文庫版で、挿絵は緒方剛志氏、全3巻(2017年6月30日・2017年10月30日・2018年3月30日)でした。
この文庫版はMノベルス版の刊行に伴って絶版となり、入手先はMノベルス版が中心になっています(2026年7月時点)。
現行のMノベルス『魔王様、リトライ!【完全版】』は既刊10巻で、第10巻が2024年9月30日発売です。
挿絵は飯野まこと氏が担当しており、第11巻の発売日は公表されていません(2026年7月時点)。
なろうのWeb版は2019年6月26日の第82話で本編の更新が止まっています(2026年7月閲覧時点)。
そのため、物語の続きを追いたい場合は書籍版か漫画版が現実的な選択肢になります。
アニメはどこまで放送された?1期・2期の話数と放送局
アニメも整理しておきます。第1期は2019年7月4日から9月19日まで、全12話が放送されました。
制作はEKACHI EPILKA、監督は木村寛氏で、放送はTOKYO MX・BSフジほかで行われました。
第2期『魔王様、リトライ!R』は2024年10月5日から12月21日まで全12話。制作は月虹、監督は古賀一臣氏です。
放送局はTOKYO MX(土曜22時30分)・RKB毎日放送・テレビ長崎・BSフジ・BS日テレで、配信はABEMAで地上波先行・見放題独占配信でした。
1期・2期とも各全12話を最後まで放送しており、話数が削られたり中断したりした事実はありません。
なお第3期にあたる続編については、2026年7月時点で公式からの制作発表は確認できていません。
アニメの続きが気になる方は、漫画の『R』で先の物語を読み進めることができます。
魔王様リトライに似た「打ち切り」と検索される作品
本作のように、改題や媒体ごとの事情から「打ち切り?」と検索される作品は他にもあります。当サイトでは一作ずつ検証しています。
気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
- 魔法使いの嫁(掲載誌を移籍して連載が続いている漫画)
- 杖と剣のウィストリア(連載中なのに打ち切り説が検索される漫画)
- 夢見る男子は現実主義者(なろう発で媒体ごとに状況が異なる小説・ライトノベル)
- 蜘蛛ですが、なにか?(なろう発でアニメ化された小説・ライトノベル)
- 俺の現実は恋愛ゲーム??(なろう版が削除された一方で漫画版が毎週更新されている作品)
他の作品も見たい方は、漫画カテゴリの一覧からご覧いただけます。
魔王様リトライ漫画打ち切り理由のまとめ
漫画『魔王様、リトライ!』は打ち切りではなく、改題後の『魔王様、リトライ!R』として2026年7月時点も連載が続いていました。
打ち切りと言われた正体は、無印が全5巻で区切られたこと・掲載誌の移動と改題・なろう版の更新停止という3点がまず重なったことです。
さらに小説の新刊が止まっていること・アニメ第2期と同じ『R』という名前・キャラクター原案の交代が加わり、誤解が固まっていきました。
『R』は打ち切りの跡ではなく、掲載の場が変わったことに伴う名前の変更だというのが、調べ直した私の結論です。
5巻で止まったと思って離れていた方は、この機会に『R』から続きを読み進めてみてはいかがでしょうか。
『魔王様、リトライ!』の続きを追うなら、電子書籍が手軽です。無印全5巻から『R』の最新刊までまとめてそろっており、読み進められます。 最新のキャンペーンは各ストアの公式サイトでご確認ください。

