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私も追いかけている『聖者無双』ですが、結論から言うと漫画版は打ち切りではなく、講談社の「水曜日のシリウス」で今も連載が続いています。
それでも「打ち切り」と検索されるのは、原作Web版の完結や、ラノベ版の新刊が止まっていることが、漫画版と混ざって語られているためです。
この記事では一ファンの目線で、4つの媒体で何がどう違うのかを切り分けます。最新の連載状況や刊行予定まで、公式情報をもとに解説します。
| 作品名 | 聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜 |
|---|---|
| 作者 | 秋風緋色(漫画)/ブロッコリーライオン(原作)/sime(キャラクター原案) |
| 連載誌 | 水曜日のシリウス(講談社) |
| 連載期間 | 2017年1月27日〜連載中(2026年7月時点) |
| 巻数 | 既刊16巻(2026年2月9日発売)/17巻は2026年9月9日発売予定 |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
聖者無双漫画打ち切り理由とは?連載中なのに「打ち切り」と言われる5つの理由
アニメ化までされた作品なのに、なぜ「聖者無双 漫画 打ち切り」と検索されるのでしょうか。
調べてみると、この作品は漫画・原作Web版・書籍版・アニメで状況がまったく違い、その差が「打ち切り」という一言に混ざっていることが見えてきました。
ここでは誤解が生まれた理由を、影響の大きいものから5つに分けて解説します。
理由1:原作Web版の「完結」が漫画版まで終わったと誤読されたから
まず大きいのが、原作Web版の完結です。本作は「小説家になろう」で2015年10月17日から連載されてきました。
作者ブロッコリーライオンさんは2022年2月28日の活動報告でWEB版の完結を告げています。番外編を含めた全417話で、最終掲載日は2023年7月13日です。
この「完結しました」という言葉が、シリーズ全体が終わった、つまり漫画版も打ち切られたかのように受け取られたのだと考えられます。
ただ、完結したのはあくまでWeb連載のほうです。漫画版は同じ物語を別の媒体で描き直している作品で、Web版の終了とは切り離して考える必要があります。
むしろWeb版が完結しているということは、漫画版が描くべき物語の続きが最後まで用意されているということでもあります。
実際、Web版の本編が完結した2022年以降も漫画版の新刊は出続けており、2026年7月時点でも連載は止まっていません。
理由2:書籍版(ラノベ)の新刊が長く止まっているから
2つ目が、この記事でいちばん伝えたい部分です。ラノベにあたる書籍版は、マイクロマガジン社のGCノベルズから刊行されています。
その最新刊は第11巻で、発売日は2024年5月30日です。以降およそ2年2か月にわたって新刊が出ておらず、完結の告知も出ていません(2026年7月時点)。
刊行が止まっているのはラノベ側であって、漫画側ではありません——ここが最も混同されやすいポイントです。
新刊を待つ読者からすれば、2年以上動きがない状態は「もう続きは出ないのでは」と映ります。その不安が作品全体の打ち切り説として語られてしまいました。
ただしGCノベルズの公式サイトにも「完結」や「打ち切り」の表記はありません。停滞しているのは事実ですが、終了が発表されたわけではないという書き分けが必要です。
この2つの媒体を分けて見るだけで、検索されている「打ち切り」の正体はかなりはっきりします。
理由3:アニメが全12話で区切られ2期の発表がないから
3つ目は、アニメの区切りです。テレビアニメは2023年7月14日から9月29日にかけて、全12話が放送されました。
1クールで一度区切られたあと、2026年7月時点で第2期の制作発表はありません。放送終了から3年近くが経っています。
アニメから入った人には、続きが作られない状態が「打ち切り」に映りやすいのは自然なことだと思います。
ただ、これはアニメという1つのメディアが1期で区切られているだけの話です。原作漫画が止まったことを意味するものではありません。
1期の内容は原作の序盤にあたるため、映像化されていない物語のほうがまだ多く残っている状態です。
理由4:漫画の更新が月2回のため「止まって見える」から
4つ目は、漫画版そのものの更新ペースです。本作が載る「水曜日のシリウス」は、毎週更新の週刊誌ではありません。
本作の更新は毎月第1・第3水曜のおおむね月2回で、2026年も4月1日・4月15日・5月6日・5月20日と同じリズムで続いています。
週刊連載に慣れた読者には、月2回のペースそのものが「更新が止まっている」ように見えてしまうことがあります。
しかし決められたペースで載り続けている以上、これは長期の休載でも打ち切りでもありません。連載を長く続けるための設計だと言えます。
更新日を把握しておけば、次の話がいつ来るのか分かって不安も消えます。私も第1・第3水曜を目印にして追いかけています。
理由5:検索候補に「打ち切り」と表示されるから
5つ目は、検索エンジンそのものの仕組みです。「聖者無双」と入力すると、検索候補に「打ち切り」という言葉が並びます。
これを見た人が気になって検索し、その結果また候補が強化される——という循環が起きています。
候補に言葉が表示されるだけで、多くの人が「本当に打ち切りなのでは」と思い込んでしまうのです。
しかし検索候補は「その言葉で調べた人が多い」という関心の強さを示すもので、打ち切りの証拠ではありません。
ここまでの誤解が積み重なって候補に出ているにすぎず、むしろ続きを気にしている人の多さの表れだとも言えます。
では「聖者無双漫画打ち切り理由」は誤解と言える根拠は?
ここまでの誤解を踏まえ、「漫画版は打ち切りではない」と言える客観的な根拠を数字で整理します。
1つ目は最新話です。漫画版は2017年1月27日の連載開始から続き、最新の第100話が2026年7月15日に更新されています。
2つ目は単行本の刊行です。既刊16巻が2026年2月9日に発売され、続く17巻の発売予定日2026年9月9日が講談社の公式サイトに掲載されています。
先の巻の発売日まで公式に出ている作品を「打ち切り」と呼ぶのは、事実に反すると言ってよいでしょう。
加えて、アニメ化が発表された時点で書籍のシリーズ累計は220万部を超え、WEB閲覧は2億PVを突破したと公式リリースで発表されています(2022年10月時点)。
連載が続き、新刊の予定が公式に出ている——この2つが揃っている以上、判定は「連載中」で問題ありません。
聖者無双はひどい?つまらない?打ち切り説と作品への賛否の声
打ち切り説や作品そのものの評価について、読者の受け止め方は分かれています。私が各レビューや感想を調べたところ、否定と肯定の両方が見られました。
否定寄りでは、「主人公が理不尽な修行ばかりで話が進まない」「テンポが遅く感じる」といった、序盤の展開の重さを指摘する声が目立ちました。
アニメについても「作画が安定しない回があった」という声が複数あり、これが「ひどい」という検索につながっているようです。
期待して入った人ほど、序盤のつらい修行パートで足踏みしたと感じたのだと思います。「つまらない」と検索されるのも、この温度差の表れでしょう。
一方で、肯定的な声のほうが数のうえでは優勢でした。電子書籍ストア「コミックシーモア」の『聖者無双』作品ページを見てみます。
そこでは評価が5点満点中4.2点、レビューは416件寄せられていました(2026年7月閲覧時点)。
感想では「地道に積み上げる主人公が好き」「回復役が主役という設定が新鮮」といった、王道とは違う立ち位置を評価する声が複数見られました。
理不尽に見えた修行パートが後半で効いてくるという読み方も多く、続きを待つ声が今も寄せられています。
私自身も、ルシエルが少しずつ積み上げていく展開には引き込まれた一人です。
聖者無双漫画打ち切り理由の真相|アニメはどこまで・2期・最新刊まとめ
ここからは、漫画版が連載中だと分かったうえで、媒体ごとの状況とアニメのその後を整理します。
アニメがどこまで描いたのか、2期はどうなっているのか、最新刊の情報まで見ていきましょう。
媒体別の状況|漫画・原作Web版・書籍版・アニメを整理
本作は媒体ごとに状況がかなり違うため、まとめて把握しておくと混乱しません。
漫画版は「水曜日のシリウス」で2017年1月27日から連載中で、既刊16巻・最新の第100話は2026年7月15日に更新されています。
原作Web版は「小説家になろう」で全417話が完結済み、書籍版はGCノベルズから既刊11巻(2024年5月30日)で新刊が止まっています。
アニメは2023年7月14日から9月29日まで全12話が放送され、第2期は2026年7月時点で発表されていません。
完結と言えるのは原作Web版だけで、漫画版は連載中、書籍版は停滞中——この3つを分けることが誤解を解く鍵です。
つまり「打ち切り」という言葉が指すものは、人によってWeb版・書籍版・アニメのどれかでバラバラなのです。
ここを切り分けると、噂の正体が驚くほどすっきり見えてきます。
アニメはどこまで?続きは漫画の何巻から読める?
アニメ全12話は、原作の序盤にあたる部分を映像化した内容でした。
最終話ではルシエルがS級の治癒士兼退魔士となり、治癒士ギルドの改革へ踏み出すところまでが描かれています。
各まとめ情報によれば、この区切りは漫画版の7巻あたりにあたり、アニメの続きは7巻から読み進めるとつながりやすいとされています。
漫画版は既刊16巻まで刊行されているため、アニメを見終えたあとも9巻分以上の物語を追うことができます。
1クール12話と追いやすい分量なので、配信で見返してから漫画に進むのもおすすめです。
なお配信状況は変わることがあるため、視聴前に各サービスの公式ページでご確認ください。
アニメ2期の情報と制作会社をめぐる事実
アニメ第2期については、2026年7月時点で公式からの制作発表はありません。
ネット上では制作会社の話題と結びつけて語られることがあるため、確認できる法人の事実だけを整理しておきます。
アニメの制作は横浜アニメーションラボとクラウドハーツの共同制作でした。このうちクラウドハーツは2024年12月に破産手続の開始が決定しています。
もう一方の横浜アニメーションラボは活動を続けており、2026年夏にも新作アニメの制作を担当しています。
ただし、この法人の状況から第2期の可否を推し量ることはできません。当サイトでは公式発表のない続編の見通しについては書かない方針です。
2期の情報は公式サイトや公式SNSの発表を待つのが確実です。原作漫画に続きがある以上、映像化できる物語自体はまだ十分に残っています。
聖者無双の最新刊はいつ?17巻の発売予定と完結状況
漫画版の最新刊は第16巻で、2026年2月9日に発売されました。レーベルはシリウスKC、192ページです。
そして第17巻は2026年9月9日発売予定として、講談社の公式サイトに掲載されています(2026年7月時点)。
完結時期についての公式発表は、2026年7月時点では確認できていません。物語はまだ途中だということです。
書籍版(GCノベルズ)については、第12巻の刊行予定は公表されていません。こちらは既刊11巻を読み返しながら続報を待つ形になります。
「聖者無双は完結した?」という検索も多いですが、完結しているのは原作Web版だけというのが正確な答えです。
聖者無双に似た打ち切り作品
本作のように、媒体ごとの状況が違うために「打ち切り?」と誤解される作品は他にもあります。当サイトでは、こうした噂の真相を一作ずつ検証しています。
気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
- 蜘蛛ですがなにか(なろう発。漫画版はヤングエースUPで連載中、原作小説は全16巻で完結と媒体で状況が違う)
- 慎重勇者(なろう発ラノベのコミカライズ。漫画版は全6巻で完結しており打ち切りではない)
- 鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ(小説・漫画とも継続中で、漫画の刊行ペースの遅さが誤解の正体)
- ポーション頼みで生き延びます(作画交代を経て『続』として連載が続いている作品)
- 防振り(原作ラノベ本編は完結・アニメも2期まで完走した一方、漫画版は長期の更新停止中)
- 願いのアストロ(全6巻で完結した少年ジャンプ漫画)
- デッドマウント・デスプレイ:ヤングガンガンで連載中の漫画
ほかの作品も知りたい方は、漫画カテゴリの一覧からご覧いただけます。
聖者無双漫画打ち切り理由のまとめ
『聖者無双』の漫画版は打ち切りではなく、「水曜日のシリウス」で今も連載が続いている作品でした。
「打ち切り」と言われた正体は、原作Web版の完結・書籍版の刊行停滞・アニメ2期の不在・月2回の更新ペース・検索候補という5つが重なったためです。
止まっているのはラノベ側であって、漫画側ではありません。最新の第100話は2026年7月15日更新、17巻は2026年9月9日発売予定です。
先の巻の発売日まで公式に出ている以上、漫画版が打ち切られたという見方は事実に合いません。
地道な修行から始まるルシエルの物語は、これからも続いていきます。気になった方は、ぜひ最新刊まで追いかけてみてください。
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