商品プロモーション広告を利用しています
私も一気読みした『地獄楽』ですが、結論から言うと打ち切りではなく、全13巻・全127話で完結した作品です。
それでも「地獄楽 打ち切り理由」と検索されるのは、約3年という連載期間の短さや、終盤の展開の速さ、アニメの続編が出ていないことが重なったためだと考えられます。
この記事では、打ち切りと言われる理由を一つずつ確かめ、公式の書誌や作者インタビューをもとに本当のところを整理します。
| 作品名 | 地獄楽(じごくらく) |
|---|---|
| 作者 | 賀来ゆうじ |
| 連載媒体 | 少年ジャンプ+(集英社) |
| 連載期間 | 2018年1月22日〜2021年1月25日 |
| 巻数 | 全13巻(全127話) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
地獄楽打ち切り理由とは?全13巻完結なのに「打ち切り」と言われる4つの理由
アニメ化もされた人気作なのに、なぜ「地獄楽は打ち切りだったのでは」という声があるのでしょうか。
調べてみると、打ち切りの事実があるわけではなく、誤解を招きやすい要素がいくつも重なっていました。作品の内側から外側へ、4つに分けて見ていきます。
理由1:全13巻・約3年という短さで「打ち切り?」と思われたから
1つ目は連載期間の短さです。本作は少年ジャンプ+で2018年1月22日に始まり、2021年1月25日配信の第百二十七話で連載を終えました。
単行本はジャンプコミックス全13巻で、最終13巻は2021年4月30日に発売されています。
数十巻続く長期連載が珍しくない中で、「人気作なのに約3年で終わった=打ち切りでは」と受け取った読者がいたのは自然なことだと思います。
ただし、巻数の多い少ないは打ち切りかどうかとは関係がありません。当サイトの判定基準でも、短さそのものは判定材料にしていません。
大事なのは「最終巻が出ているか」「完結の表記があるか」という客観的な事実です。この点は後ほど根拠として整理します。
理由2:最終回がひどい?終盤の展開の速さに賛否があったから
2つ目は、終盤から最終回にかけての展開です。検索結果には「最終回 ひどい」「賛否両論」といった言葉を掲げた記事が並んでいます(2026年9月時点)。
最終巻では天仙・蓮との最終決戦が描かれ、多くの登場人物の生死が一気に動きます。決着までの流れの速さが「駆け足で畳んだのでは」という印象につながったと考えられます。
作者の賀来ゆうじさんは公式インタビューで、生き残ることがご都合主義になると感じた場面では、登場人物に迷わず死の展開を選んだ趣旨を語っています。
つまり、主要人物が次々と退場する展開は、打ち切りで急いだ結果ではなく、作者が意識して選んだ描き方だと読み取れます。
理由3:アニメ3期が発表されず「アニメ中止」と混同されたから
3つ目は、アニメの続編がまだ出ていないことです。TVアニメは第一期が2023年に、第二期が2026年1月11日〜3月29日に放送されました。
ところが、第三期や劇場版の公式発表は確認できません(2026年9月時点)。
「アニメの続きが来ない」ことと「原作が打ち切られた」ことが混ざって語られやすいのが、この誤解の特徴です。
ですが、アニメの続編が未発表なのは原作の完結とは別の話です。原作漫画はすでに全13巻で完結しており、アニメの今後はアニメ側の発表を待つしかありません。
理由4:作者の次回作『アヤシモン』やジャンプのイメージと重なったから
4つ目は、作品の外側にある事情です。賀来ゆうじさんは地獄楽の完結後、週刊少年ジャンプで『アヤシモン』を連載しました。
『アヤシモン』は2021年50号から2022年26号までの連載で、全3巻・全25話で完結しています。次回作が約半年で終わったことが、地獄楽の話と混ざって語られることがあるようです。
ただし、『アヤシモン』の連載終了の理由について公式の説明は確認できません。そもそも地獄楽とは別の作品で、地獄楽の完結の評価には関係しません。
また「ジャンプ」の名前から、紙の週刊誌でよく語られるアンケート打ち切りを連想する人もいそうです。地獄楽はアプリ・サイトのジャンプ+連載で、打ち切りの発表もありません。
地獄楽の原作は打ち切りですか?「打ち切りではない」と言える根拠
ここまでの誤解を踏まえて、「地獄楽の原作は打ち切りですか?」という疑問に客観的な根拠で答えます。
1つ目の根拠は出版社の書誌です。集英社の最終13巻のページには「最終巻──!!」とはっきり書かれています(2026年9月確認)。
2つ目はジャンプ+の作品ページです。最終話のページの紹介文には「完結済み」と表示されています(2026年9月確認)。
3つ目は数字です。コミックスのシリーズ累計は650万部を突破したと、2024年12月21日にツインエンジンが発表しています。
最終巻の表記・完結済みの表示・累計650万部という3つの事実がそろい、打ち切りの公式発表や報道は見当たりません。
完結後にTVアニメが2期にわたって放送されたことも、打ち切り作品ではなかなか起こらない広がり方だと言えます。
「最初から13巻の構想」は本当?作者インタビューで分かること
ネット上では「最初から全13巻で終わる計画だった」という説明をよく見かけます。ですが、私が調べた範囲ではこれを裏づける一次資料は見つかりませんでした。
むしろTVアニメ公式サイトのインタビューで、作者はストーリー展開をあえて決めずに描いていたと話しています。
担当編集の榊原英明さんも、直近1巻分ほどの流れは聞きつつ細かな内容は各話で打ち合わせていたと語っています。「当初から13巻で終わる予定だった」とは言い切れないのが正確なところです。
確実に言えるのは、最終話まで配信され、最終巻が「最終巻」として刊行され、打ち切りの発表がないということです。完結の根拠はこれで十分だと私は考えています。
最終回・打ち切りに対する賛否の声
最終回の受け止め方は、ファンの間でもはっきり分かれています。レビューや感想を見ていくと、否定的な声と肯定的な声の両方がありました。
否定寄りでは、「最終回がひどい」「終盤が駆け足」という受け止め方があり、検索結果にもこの言葉を掲げた記事が複数並んでいます(2026年9月時点)。
好きなキャラクターが多い作品だけに、退場の早さに寂しさを感じた人が多かったようです。その気持ちは私もよく分かります。
一方で評価は高く、電子書籍ストア「コミックシーモア」の『地獄楽』単行本版1巻ページでは、5点満点中4.6点・レビュー376件です(2026年9月閲覧時点)。
書評面では、リアルサウンドが2021年1月30日の記事で完結を取り上げ、作品を高く評価しています(結論の向きは肯定)。
駆け足という声がある一方で、完結まで読んだ読者の評価は高い水準にあるのも数字から分かる事実です。
地獄楽打ち切り理由の真相|最終回・アニメ2期・3期・作者のその後まとめ
ここからは、本作が打ち切りではなく完結作品だと分かったうえで、あらすじや最終巻、アニメ、作者のその後を整理します。結末の核心には触れずに進めます。
地獄楽のあらすじ:画眉丸と佐切が挑む「不老不死の仙薬」探し
舞台は江戸時代末期です。かつて最強の忍として恐れられた画眉丸は、抜け忍として囚われていました。
そこへ打ち首執行人の山田浅ェ門佐切が、無罪放免の条件を示します。極楽浄土と噂される地で「不老不死の仙薬」を手に入れることです。
ジャンプ+の作品紹介では、本作は「忍法浪漫活劇」と紹介されています。死罪人と打ち首執行人が組んで謎の島に挑む、緊張感の強いバトル作品です。
最終回はどんな結末?ネタバレ最小限で紹介
最終13巻の公式紹介によると、夫・徐福の復活のために本土侵略を目指す天仙・蓮と、画眉丸たちの最終決戦が描かれます。
画眉丸は妻・結のもとへ無事に帰れるのか、という一本の軸で物語は最後まで進みます。誰が生き残り、どう決着したかはぜひ本編で確かめてほしい部分です。
「最終回がひどい」という評判だけで読むのをやめるのはもったいないと私は思います。駆け足と感じるかどうかも含めて、自分の目で判断してみてください。
アニメは何期まで?第1期・第2期の放送と3期の状況
TVアニメ第一期は、MAPPA制作・テレ東系で2023年4月1日〜7月1日に全13話が放送されました。第二期の制作決定は、2023年7月1日に公式ニュースで発表されています。
第二期は2026年1月11日〜3月29日に全12話(通算第十四〜二十五話)が、毎週日曜23時45分からテレ東系ほかで放送されました。
第一期・第二期とも最後まで放送を終えており、アニメが途中で打ち切られた事実はありません。
第三期や劇場版は、2026年9月時点で公式発表がありません。続編の有無は、公式サイトのニュースで確認するのが確実です。
なお第二期の配信は、放送開始前の公式発表ではPrime Video・Netflix・Leminoと案内されていました。最新の配信状況は各サービスでご確認ください。
舞台・ゲーム・ファンブックなど完結後の展開
原作の完結後も、作品の展開は続いています。舞台版は2023年2月に上演され、2024年2月には「終の章」が上演されました。
ほかにもアプリゲーム『地獄楽 パラダイスバトル』が作られ、集英社からは公式ファンブック『地獄楽 解体新書』が刊行されています。
アニメ・舞台・ゲームと、完結後に展開が広がっていることも、打ち切り作品とは違う点です。
作者・賀来ゆうじのその後と次回作
作者の賀来ゆうじさんは、地獄楽の完結後に週刊少年ジャンプで『アヤシモン』を連載しました。2021年50号(2021年11月15日)から始まり、2022年26号(2022年5月30日)で終了しています。
『アヤシモン』は新宿・歌舞伎町を舞台にした作品で、全3巻・全25話で完結しています。地獄楽の完結後も、ジャンプ本誌で新作を描き切っているわけです。
『アヤシモン』以降の新しい連載については、集英社や公式の発信で最新情報を確認するのが確実です。
地獄楽に似た打ち切り作品
本作のように、完結しているのに「打ち切り?」と言われる作品は他にもあります。当サイトで検証した作品を紹介します。
- チェンソーマン(第2部は少年ジャンプ+で第232話まで描かれて完結。最終回の2週前の告知が急で、打ち切りと誤解された)
- あやかしトライアングル(週刊少年ジャンプから少年ジャンプ+へ移って連載を続け、全16巻で完結)
- あそびあそばせ(全15巻で完結。アニメ2期が来ないことが誤解の元になった)
- 人形の国(APOSIMZ)(全9巻で完結。最終巻の展開が急ぎ足に感じられたことが誤解の元になった)
- No Guns Life(全13巻で完結。アニメは2期まで放送を終え、3期は未発表)
ほかの作品も知りたい方は、漫画カテゴリの一覧からご覧いただけます。
地獄楽打ち切り理由のまとめ
『地獄楽』は打ち切りではなく、少年ジャンプ+で全127話・全13巻まで描かれて完結した作品でした。
打ち切りと言われたのは、約3年という短さ・最終回の展開の速さ・アニメ3期の未発表・作者の次回作のイメージが重なったためです。
「最終巻」の表記と「完結済み」の表示があり、打ち切りの発表はないというのが、私が一次資料を見て出した答えです。一方で「最初から13巻の予定だった」とまでは言えない点も押さえておきたいところです。
アニメで入った方も、画眉丸と佐切の旅の結末は原作漫画の全13巻で読めるので、ぜひ最後まで見届けてみてください。
『地獄楽』を全13巻まとめて読むなら、電子書籍のDMMブックスが便利です。アニメの続きが気になる方も、原作なら結末まで一気に楽しめます。
最新のキャンペーンは各ストアの公式サイトでご確認ください。

