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私も追いかけている『バートレット英雄譚』ですが、結論から言うと打ち切りではなく、漫画版の連載も小説の刊行も続いている作品です。
それでも「打ち切り」と検索されるのは、原作のWeb小説がネット上で読めなくなり、漫画版の更新も長く止まって見えたためです。
この記事では一ファンの目線で、Web小説・書籍の小説・漫画という3つの媒体を分けて整理し、噂の正体を公式情報をもとに解説します。
| 作品名 | バートレット英雄譚〜スローライフしたいのにできない弱小貴族奮闘記〜 |
|---|---|
| 作者 | 上谷岩清(イラスト:桧野ひなこ/漫画:三國大和) |
| レーベル・掲載 | サーガフォレスト(一二三書房)/漫画版はコミックポルカ |
| 刊行・連載期間 | 小説2020年12月〜/漫画2021年2月〜(2026年7月時点) |
| 巻数 | 小説 既刊5巻/漫画 既刊4巻(2026年7月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
バートレット英雄譚打ち切り理由とは?連載が続くのに「打ち切り」と言われる5つの理由
第8回ネット小説大賞を受賞した作品なのに、なぜ「バートレット英雄譚 打ち切り理由」と検索されるのでしょうか。
調べてみると、作品が終わったからではなく「読めなくなった媒体」と「止まって見えた媒体」が重なっていたことが分かりました。
ここでは誤解が生まれた理由を、原作の話から順に5つに分けて解説します。
理由1:原作のWeb小説がなろうでもカクヨムでも読めないから
最も大きな原因は、原作のWeb小説がネット上で読めなくなっていることです。本作はWeb小説として書かれ、第8回ネット小説大賞を受賞して書籍化されました。
ところが「小説家になろう」の作品検索でも、カクヨムの検索でも、本作は1件もヒットしません(2026年7月閲覧時点)。作者名で検索してもヒットは0件でした。
無料で読めていた原作が見つからない状態は、読者から見れば「作品ごと消えてしまった」ように映ります。これが打ち切り説の出発点です。
ただし、Web小説が読めないことと、書籍や漫画が打ち切られたことはまったく別の話です。紙と電子の刊行は今も続いています(2026年7月時点)。
なお「カクヨムに掲載されていた時期があった」という話はネット上の質問サイトで見かけますが、それを裏づける一次情報は確認できませんでした。
言えるのは「現時点でなろう・カクヨムのいずれにも掲載が確認できない」という事実までです(2026年7月閲覧時点)。
理由2:読めなくなった経緯が読者に伝わっていないから
2つ目は、読めなくなった経緯について説明が出ていない点です。ここが噂を膨らませている最大の空白だと感じます。
理由についての公式な説明は確認できていません(2026年7月閲覧時点)。
理由が語られていないため、ネット上では「揉めたのでは」「作品が終わったのでは」といった推測だけが流通しやすくなっています。
当サイトでは、公式の説明がない事柄について原因を決めつけることはしません。
実際に検索してみると、経緯を断定的に説明しているページもありますが、その根拠は公式の告知では確認できませんでした。
理由3:小説の新刊が5巻から長く止まっていたから
3つ目は、書籍の小説に新刊が出ていない期間が長かったことです。小説はサーガフォレストから2020年12月15日に第1巻が刊行されました。
その後も刊行が続き、最新の既刊は2024年9月13日に出た5巻です。
5巻から数えると、新刊が出ていない期間は約1年10か月に及びます(2026年7月時点)。
2年近く新刊が途絶えれば、「もう続きは出ないのでは」という不安が生まれるのは自然な流れです。
ただし、一二三書房の5巻のページには「完結」や「最終巻」という表記はありません(2026年7月閲覧時点)。
理由4:漫画版の更新が1年以上止まって見えたから
4つ目は、コミカライズの更新が長く動かなかったことです。漫画版はコミックポルカで、第1話が2021年2月21日に公開されています。
公式ページで確認できる最新話は第28話で、2026年7月24日に更新されたと表示されています(2026年7月閲覧時点)。
第27話については、第三者の更新記録サイトに2024年12月6日という日付が残っています。公式ページは各話の初出日を保持していません。
第三者の記録を前提にすると、更新が動かない期間は1年半を超えていたことになります。ただしこの期間の長さは一次情報で確定できていません。
ここで注意したい表示の罠もあります。公式ページでは第24話から第28話までが揃って「2026年07月24日更新」と表示されています。
これは無料で読める話の枠が入れ替わった日付で、第2話から第23話は「公開終了しました」となっています(2026年7月閲覧時点)。
つまり同じ日に5話がまとめて新しく公開されたわけではありません。一次情報で言えるのは「第28話が2026年7月24日に更新された」ところまでです。
理由5:電子の分冊版とニコニコ漫画が第27話で止まっているから
5つ目は、漫画を読める場所によって進み方が違うことです。話ごとに買える電子の分冊版は、第27話までの配信で止まっています。
BOOK☆WALKERの分冊版シリーズは全27話の表示で、更新日は2025年1月15日となっています(2026年7月閲覧時点)。
ニコニコ漫画でも最新は第27話で、2025年01月05日更新と表示されたままです(2026年7月閲覧時点)。
公式サイトでは第28話が読めるのに、電子ストアや配信サイトでは第27話が最新——この食い違いが「止まっている」印象を強めています。
普段ニコニコ漫画や電子の分冊版で追っていた読者にとっては、事実上1年半以上も更新が来ていない状態に見えていたわけです。
では「打ち切りではない」と言える根拠は?漫画と小説の最新状況
ここまでの誤解を踏まえ、あらためて「打ち切りではない」と言える客観的な材料を整理します。
1つ目は漫画版です。コミックポルカの公式作品ページには第28話が並び、2026年7月24日更新と表示されています(2026年7月閲覧時点)。
同じページに「完結」「最終話」「休載」といった表記は見当たりません。長く止まっていた更新が動いたこと自体が、連載が続いている裏づけになります。
2つ目は小説です。小説6巻が2026年11月13日発売予定として書店や新刊情報サイトに登録され、予約を受け付けています(ISBN 9784824206909・2026年7月閲覧時点)。
ただし強度には注意が必要です。一二三書房の公式サイトに6巻のページはまだ用意されておらず、出版社自身の告知は確認できていません。
したがって「出版社が発表した」ではなく「書店で予約を受け付けている」という言い方が正確です。それでも次巻が流通の予定に載っているのは大きな材料です。
既刊の小説5巻・漫画4巻のいずれにも「完結」「最終巻」の表記はありません(2026年7月閲覧時点)。
最新話が更新され、次巻の予約も始まっている作品を「打ち切り」と呼ぶのは、事実に反すると言ってよいでしょう。
バートレット英雄譚は面白い?つまらない?賛否の声
本作の評価は、読者の間でも受け止め方が分かれています。私が各ストアのレビューや感想を調べたところ、否定と肯定の両方が見られました。
否定寄りでは、更新の間隔が長いことへの不満が目立ちます。「続きがなかなか来ない」「原作がネットで読めないのがつらい」という声が複数見られました。
内容についても「開拓や内政の描写が中心で淡々としている」と物足りなさを挙げる感想がありました。派手な展開を期待した人には静かに映るようです。
一方で肯定的な声も根強くあります。漫画版(ポルカコミックス)はコミックシーモアでレビュー3.8点、18件の評価が寄せられています(2026年7月閲覧時点)。
感想では「魔法に頼らず計画で切り抜けるのが面白い」「仲間との関係の描き方が丁寧」といった、地道な作風そのものを評価する声が複数見られました。
小説版はまだ評価数が少なく、ブクログの第1巻ページでは平均3.00点、評価6件という数字です(2026年7月閲覧時点)。小説版と漫画版でページが別なので、数字は分けて見る必要があります。
評価が分かれること自体、続きを気にしている読者が一定数いる証拠とも言えます。私自身、地味でも積み上がっていくこの作風が好きです。
バートレット英雄譚打ち切り理由の真相|Web小説・書籍・漫画の媒体別状況まとめ
ここからは、3つの媒体でそれぞれ何が起きているのかを整理します。どこで読めるのか、次の刊行はいつなのかも見ていきましょう。
媒体別の状況|Web小説・書籍の小説・漫画を3つに分けて整理
本作は媒体ごとに状況がかなり違うため、まとめて把握しておくと混乱しません。順に見ていきます。
まずWeb小説です。なろう・カクヨムのいずれでも掲載が確認できず、読める場所がありません(2026年7月閲覧時点)。読めなくなった理由についての公式な説明は確認できていません。
次に書籍の小説です。サーガフォレストから既刊5巻(2024年9月13日)まで刊行され、6巻が2026年11月13日発売予定として予約を受け付けています。
最後に漫画です。コミックポルカで連載が続き、公式ページの最新話は第28話(2026年7月24日更新)、単行本は既刊4巻(2024年1月15日)です。
「読めない」と言えるのはWeb小説だけで、書籍と漫画はどちらも続いている——この違いを押さえることが、噂を解く鍵になります。
小説6巻の発売日はいつ?予約受付中の刊行予定と延期の経緯
いちばん気になるのが小説の次巻でしょう。6巻は2026年11月13日発売予定として書店や新刊情報サイトに登録されています(2026年7月閲覧時点)。
書名は『バートレット英雄譚(6) スローライフしたいのにできない弱小貴族奮闘記』、レーベルはサーガフォレスト、ISBNは9784824206909です。
新刊通知サイトには「6巻の発売日が2026年06月15日から2026年11月13日に変更されました」という記録も残っています。
一度予定がずれたことになりますが、延期の理由についての公式説明は確認できませんでした。日程が動くこと自体は書籍では珍しくありません。
前述のとおり、一二三書房の公式サイトに6巻のページはまだありません。確実な情報は公式の告知が出てから確認するのが安全です。
それでも、5巻から約1年10か月ぶりに次巻が予定に載ったこと自体が、シリーズが動いている何よりのしるしだと思います。
漫画版はどこまで進んだ?単行本と最新話の状況
漫画版は原作:上谷岩清、漫画:三國大和、キャラクター原案:桧野ひなこの体制で描かれています。掲載はコミックポルカです。
単行本はポルカコミックスから4巻まで刊行され、最新の第4巻は2024年1月15日発売です(2026年7月時点)。5巻の刊行予定は確認できていません。
Web連載は第28話まで進んでいるため、単行本より先の展開は公式サイトで読めます(2026年7月閲覧時点)。
ただし公式サイトで無料公開されている話は入れ替わります。第2話から第23話は「公開終了しました」の表示になっていました。
第28話以降の電子配信については、案内が確認できていません。配信状況は変わることがあるため、各ストアの公式ページでご確認ください。
バートレット英雄譚のアニメ化の予定は?
アニメ化を期待する声もありますが、制作の発表は確認できませんでした(2026年7月時点)。
アニメ化が発表されていないことは、作品が打ち切られたことの根拠にはなりません。小説も漫画もまだ刊行の途中です。
第8回ネット小説大賞受賞作という実績と作品の現在
本作は第8回ネット小説大賞の受賞作として書籍化されました。Web小説から書籍・漫画へと広がってきた経緯があります。
Web版が読めなくなった一方で、小説と漫画という2つの媒体が並行して続いてきたのが本作の現在の姿です(2026年7月時点)。
作者の上谷岩清さんについては、本作の刊行が続いていること以外に公表された情報は確認していません。個人の事情に踏み込む話ではないと考えています。
バートレット英雄譚に似た打ち切りと誤解されがちな作品
本作のように、Web小説発で複数の媒体に広がった作品が「打ち切り?」と検索されるケースは他にもあります。
当サイトでは、こうした噂の真相を一作ずつ検証しています。気になる方は以下の記事もあわせてご覧ください。
- 夢見る男子は現実主義者(書籍・Web版・漫画・アニメで状況が違い、媒体ごとの切り分けが必要になった作品)
- 蜘蛛ですが、なにか?(「小説家になろう」発で複数の媒体に展開している作品)
- 悪役令嬢レベル99(なろう発で、漫画版の連載が続いている型の作品)
- 鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ(異世界スローライフ系のなろう作品)
- 公女殿下の家庭教師(カクヨム発のライトノベルで、書籍・漫画に展開している作品)
- 新米オッサン冒険者(原作・漫画が続くなろう系作品)
ほかの作品も気になる方は、小説・ライトノベルカテゴリの一覧からご覧いただけます。
バートレット英雄譚打ち切り理由のまとめ
『バートレット英雄譚』は打ち切りではなく、漫画版の連載と小説の刊行がどちらも続いている作品でした。
「打ち切り」と言われた正体は、原作のWeb小説がなろう・カクヨムのどちらでも読めないこと、小説の新刊が5巻から止まっていたこと、漫画の更新と電子配信が長く動かなかったことの重なりです。
Web版が読めなくなった理由についての公式な説明は確認できておらず、公式に終了が告げられた事実も見当たりません(2026年7月閲覧時点)。
そして漫画は第28話が2026年7月24日に更新され、小説6巻も2026年11月13日発売予定として予約を受け付けています。
読める場所が減ったことと、作品が終わったことは別だった——それが調べ直した私の結論です。
地道な開拓と内政の積み上げが好きな方は、既刊の小説5巻と漫画4巻から追いかけてみるのがおすすめです。最新の刊行状況は公式サイトや電子書籍ストアでご確認ください。
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