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私も夢中で読んだ『聖闘士星矢』ですが、結論から言うと打ち切りではなく、単行本全28巻できちんと完結した作品です。
それでも「聖闘士星矢 打ち切り」と検索されるのは、週刊少年ジャンプ本誌の最終回が、冥王ハーデス編の決着の前で途切れて見えたためです。
この記事では一ファンの目線で、誤解が生まれた経緯と本当の結末を整理します。アニメがどこまで描かれたのかも公式情報をもとに解説します。
| 作品名 | 聖闘士星矢 |
|---|---|
| 作者 | 車田正美 |
| 連載誌 | 週刊少年ジャンプ(集英社)※完結編は『ブイジャンプ』創刊号(週刊少年ジャンプ増刊)に掲載 |
| 連載期間 | 1986年1・2合併号〜1990年49号(完結編は1990年) |
| 巻数 | ジャンプ・コミックス全28巻(完結) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
聖闘士星矢打ち切り理由とは?全28巻完結なのに本誌最終回が「打ち切り」と言われる理由
きちんと完結している作品なのに、なぜ「聖闘士星矢 打ち切り理由」と検索されるのでしょうか。
調べてみると、作品が途中で切られたというより、「打ち切りに見えてしまう事情」がいくつも重なっていたことが分かりました。ここでは誤解の正体を順に分けて解説します。
理由1:本誌の最終回が冥王ハーデス編の決着の前で途切れたから
最も大きな原因は、本誌での最終回の形です。連載は週刊少年ジャンプ1986年1・2合併号から1990年49号まで続きました。
その最終回は、星矢がハーデスへペガサス彗星拳を放った場面で幕を閉じ、勝敗が示されないまま本誌の連載が終わっています。
毎週追ってきた読者にとって、決着を見ないまま連載が終わったことは強い違和感として残りました。
「これは打ち切りではないか」という受け止めが広がったのは、この読後感が出発点だと言えます。
ただし、物語がそこで放棄されたわけではありません。決着そのものは、この後に別の誌面できちんと描かれています。
理由2:決着を描いた完結編が本誌ではなく増刊に載ったから
2つ目は、締めくくりの掲載先です。決着は『聖闘士星矢 完結編』として、1990年の『ブイジャンプ』創刊号(週刊少年ジャンプ増刊)に掲載されました。
本誌しか読んでいなかった読者は完結編に触れる機会がないまま、「途中で終わった作品」という記憶を持ち続けることになりました。
掲載は1990年で、号数の表記は資料によって揺れがあります。
連載の場が本誌から増刊へ移っただけで、物語が未完のまま消えたわけではない、という点が重要です。
本誌連載の終了について、日本語版ウィキペディアでは「冥王ハーデス編が予定外の長期におよび、連載終了号に最終回が入りきらないことが判明したため」と経緯が説明されています(2026年7月時点)。
人気が落ちて宣告された、という説明ではなく、掲載枠の都合という説明になっている点は押さえておきたいところです。
この構図は、本誌連載の終了後に完結編が別誌へ載った『みどりのマキバオー』と同じ形だと言えます。
理由3:テレビアニメが冥王ハーデス編に入る前に終わったから
3つ目は、アニメでの体験です。テレビアニメはテレビ朝日系で1986年10月11日から1989年4月1日まで、全114話が放送されました。
このテレビシリーズは原作の海皇ポセイドン編までで幕を閉じ、最終章にあたる冥王ハーデス編は映像化されないまま残りました。
アニメから作品に入ったファンにとっては、物語が途中で止まってしまったように見えたはずです。
この「アニメ組の未完体験」が、原作まで打ち切られたという印象に重なっていったと考えられます。
ただしテレビシリーズの終了についても、原作に追いついたことや長期放送によるスタッフの負担が語られており、局が途中で打ち切ったと示す公式発表は確認できていません(2026年7月時点)。
アニメの終了もまた、打ち切りと断定できる材料がそろっていないというのが実情です。
理由4:派生作品の休載の記憶が本編に重ねられたから
4つ目は、シリーズが広がったことによる混同です。『聖闘士星矢』には作者本人による続編や、別の作家による外伝が複数あります。
このうち一部の作品は長期の休載をはさんで進行したため、「星矢は止まっている」という印象が生まれました。
その印象が本編にまで逆流し、ジャンプ連載そのものが打ち切られたかのように語られる場面もありました。
派生作品の進み方と本編の完結はまったく別の話で、切り分けて見る必要があります。
では「打ち切りではない」と言える根拠は?
ここまでの経緯を踏まえ、改めて打ち切りではないと言える客観的な根拠を整理します。
まず、決着が実際に描かれ、掲載されている点です。『聖闘士星矢 完結編』が1990年の『ブイジャンプ』創刊号に掲載されました。
次に、単行本がジャンプ・コミックス全28巻として最終巻まで刊行されている点です(2026年7月時点)。
決着編が描かれ、単行本が完結巻までそろっていることは、物語が途中で放棄されていないことを示しています。
さらに、原作の最終章はのちにOVAとして映像化され、2008年までに原作全編のアニメ化が完了しています。
途中で切られた作品であれば、完結編と全28巻、そして最終章の完全映像化がここまでそろうことはまずありません。
これらの材料を合わせると、本作を打ち切りと呼ぶのは実態に合わない、と結論づけてよいでしょう。
聖闘士星矢の最終回・打ち切りに対する賛否の声
本誌での終わり方に対して、受け止め方は分かれたようです。私が各レビューや感想を調べたところ、否定的な声と肯定的な声の両方が見られました。
否定寄りでは、「本誌の最終回が唐突に感じた」「決着を本誌で読みたかった」といった、締めくくり方を惜しむ声が目立ちました。
長く追ってきた読者ほど、山場の途中で本誌連載が終わったことに物足りなさを感じたという声が複数見られます。
「完結編の存在を後から知った」という、掲載先の分かりにくさを指摘する声も見られました。
一方で、肯定的な声も多くありました。電子書籍ストア「コミックシーモア」では、『聖闘士星矢』のレビュー評価が5点満点中4.0点(28件のレビュー、2026年7月閲覧時点)となっています。
感想では小宇宙の熱さへの言及や、「聖衣のデザインが『私だったら、絶対こんな発想出来ない』というレベルの高さ」といった、作品そのものへの評価が目立ちます。
終わり方の賛否はあっても、作品への評価そのものは高い水準を保っているようです。私自身も、十二宮編の熱量は色褪せないと感じています。
聖闘士星矢打ち切り理由の真相|最終回・アニメ化・派生シリーズ・作者のその後まとめ
ここからは、聖闘士星矢が完結作品だと分かったうえで、最終回やその後の展開を整理します。アニメがどこまで描かれたのかも見ていきましょう。
最終回はどう決着したのか|完結編と単行本全28巻
本誌の最終回は、星矢がハーデスへ渾身の一撃を放った場面で終わりました。その続きにあたるのが『聖闘士星矢 完結編』です。
本作は、女神アテナに仕える聖闘士たちが、聖衣をまとって強敵と戦う物語です。
青銅聖闘士の星矢たちが、黄金聖闘士や神々を相手に小宇宙を燃やしていく展開が読みどころになっています。
結末の詳細はネタバレになるため触れませんが、冥王ハーデス編は完結編によって決着まで描かれています。
単行本はジャンプ・コミックス全28巻で、最終巻まで刊行されています(2026年7月時点)。
この完結編は加筆のうえ、ジャンプ・コミックスの最終巻に収録されています。
勝敗の行方は自分の目で確かめてこそ味わえる余韻があります。まずは結末まで読み進めてみてほしい作品です。
冥王ハーデス編はアニメ化されたのか|OVAで原作全編が映像化
アニメ組にとって最大の疑問が、テレビシリーズで描かれなかった冥王ハーデス編の行方だと思います。
結論から言うと、冥王ハーデス編はOVAとして映像化され、原作の物語は最後まで映像で追えるようになりました。
十二宮編が2002年11月に先行放映で始まり(DVD発売は2003年)、冥界編の前章・後章を経て、エリシオン編が2008年に完結しています(2026年7月時点)。
テレビシリーズの終了から十数年を経ての映像化で、「アニメは未完のまま」という理解は今では当てはまりません。
テレビ放送分は全114話、そこからOVAで最終章まで到達した形になります。
アニメで途中までしか知らなかった方は、OVAで決着まで追えることを知っておくと見え方が変わるはずです。
聖闘士星矢の派生シリーズは今どうなっているのか
本編の完結後も、シリーズは続編や外伝という形で広がってきました。ここでは主なものを一覧で整理します。
- 聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 … 作者による続編。全16巻で完結。
- 聖闘士星矢 天界篇 … 作者による最新の続編。『週刊少年チャンピオン』2026年24号から29号まで短期集中連載されました。
- 聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON … 全4巻で完結したスピンオフ。
- 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 … 別の作家が手がけた外伝作品。
- 聖闘士星矢 EPISODE.G … 黄金聖闘士を主役に据えた外伝作品。
- 聖闘士星矢 セインティア翔 … 女性の聖闘士を主役に据えた外伝作品。
このうち海皇再起については、聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDONの記事で個別に整理しています。
派生作品の状況がどうであれ、ジャンプ連載の本編が完結している事実は変わりません。
聖闘士星矢を電子書籍で読む方法
本編はジャンプ・コミックス全28巻が電子書籍ストアで配信されており、最終巻まで通して読むことができます。
完結済みの作品なので、途中で続きを待たされることなく決着まで一気に読み進められるのは大きな利点です。
各巻の試し読みも用意されているので、まずは冒頭を読んでから続きを判断することもできます。
本誌の最終回だけを覚えている方こそ、最終巻まで読むと印象が変わるはずです。
作者・車田正美のその後と代表作
作者の車田正美さんは、『リングにかけろ』などで知られる漫画家です。
聖闘士星矢の完結後も続編『NEXT DIMENSION 冥王神話』を手がけ、全16巻まで描き切っています。さらに2026年には最新の続編『天界篇』が『週刊少年チャンピオン』で短期集中連載されました(2026年7月時点)。
「打ち切りで作者が姿を消した」といった事実はなく、シリーズは長期にわたって描き継がれてきました。
最新の活動状況は、出版社の公式サイトで確認するのが確実です。
聖闘士星矢に似た打ち切り作品
聖闘士星矢のように、終わり方や掲載先の事情から「打ち切り?」と語られる作品は他にもあります。当サイトでは、こうした噂の真相を一作ずつ検証しています。
気になる方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
- みどりのマキバオー… 本誌連載の終了後に完結編が別誌に掲載され、続編までシリーズが完結した作品。
- 聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON… 同シリーズのスピンオフで、全4巻で完結した作品。
- 伝説の頭 翔… 急な最終回が打ち切りと受け取られた作品。
- ねずみロワイアル… 作者の告知で完結が確認できた作品。
- 親愛なる僕へ殺意をこめて… 完結後に映像化された作品。
ほかの作品も知りたい方は、漫画カテゴリの一覧からご覧いただけます。
聖闘士星矢打ち切り理由のまとめ
『聖闘士星矢』は打ち切りではなく、ジャンプ・コミックス全28巻できちんと完結した作品でした。
打ち切りと語られたのは、本誌の最終回が決着の前で途切れ、その決着編が本誌ではなく増刊に掲載されたためです。
テレビアニメが冥王ハーデス編の前で終わったことも、未完という印象を後押ししました。それでも決着は完結編で描かれ、最終章はOVAで映像化まで到達しています。
本誌の最終回しか知らない方は、ぜひこの機会に最終巻まで読んでみてください。
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